2009年7月2日木曜日

結婚と友情 その3

彼女は私に忠告がしたかっただけ、と言いながら
私が反論をすれば怒り、
はじめから彼を貶めることしかできず、
いくら話し合っても無駄だと互いに思い始めました。

私は高校時代から続いた友情を
簡単に終わりにしたくなかったのですが
両親や彼や他の友達からも彼女とは距離を置くことを勧められ
彼女と話し合いを多く持たずして
私は名古屋に行きました。

その後そこで私を待っていたのは
楽しい彼との同棲生活でした。
彼の愛情に包まれて、私は本来の明るさを取り戻し
仕事も、慣れない家事も喜んで行いながら
それまでの病んでいた心を安定させていきました。
半年が経ち、結婚の話もとんとん拍子に進みました。

そして彼女のことを思い出しました。
いえ、いつだって忘れてはいませんでした。
彼女に呪われたままの重苦しさ
「帰る場所なんてない」「病気の親を捨てた」
そんなふうに言われたこと。
私は正しい道を選んだという自信がある。
それなのに、最初からそれを否定し、
非礼を詫びもせず、自分の非すら気づいていない。

彼女が病気だから、仕方ない。だなんて
割り切れませんでした。
病気なら、何を言ってもいいの?
友達を傷つけていいの?

彼女にはブログで知り合った多くのうつ病友達がいて
「苦しい」と一言書けば、誰もが彼女を励ましてくれる。
誰もが彼女を被害者のように、
優しく優しくしてくれる。
私が彼女を責めたら、彼女は被害者。
彼女が私を責めたら、やはり彼女は被害者。
「病気だから仕方ない」
何をしたって、彼女は許される。

結婚します、というメールを悩んで彼女に送ったら
その翌日の彼女のブログには
「昨日、不安時の薬を飲みました」
「原因は治まることでもないので無視していこうと思います」

私の結婚がそんなに祝えませんか?
無視していきたい事項でしょうか?
高校時代、結婚したら必ず式に出席すると
笑顔で交わした約束なんて
もう覚えていないんでしょうね。

私は自分が可哀想だと思います。
誰にも言ってもらえないから、自分で可哀想だと思います。
「関わるだけ無駄なのに、いつまでも気にしている方がバカ」
と彼は言います。
気にしたくなんてありません。
でも忘れられないんです。
心が泣いているんです。
今が一番幸せな時に、
どうしてこんなに落ち込まなきゃいけないんですか。
どうして傷つかなきゃいけないんですか。
私はただ、謝って欲しい。
本当の被害者はどっちだって言いたい。
心から祝福してほしい。
私の幸せを祈って欲しい。
私がかつて、彼女に幸せになってほしいと願っていたように
彼女に奉仕した日々を後悔させないでほしい。

今が無理なら、少し待ちます。
だから一生うつ病を抱えたりしないでください。
「まだ職にも付いていないので、残念ながら出席することはできません」
彼女のメールの返事です。
来年までに職に就こうとか、考えることもしないんですか。
何の努力もせずに簡単にあきらめるんですか。
まだ半年以上もあって、どうしてダメだと決め付けるんでしょうか。
「式にはいけないかもしれないけど、がんばってみます」
そう言ってくれていたら、それだけで嬉しかったのに。
期待するだけ無駄ならば、彼女との友情はもう終わりでしょうか。
終わりにしたら私は楽になれるでしょうか。
私にも答えが分かりません。

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